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HVOF溶射の技術

金属コーティングという概念から再スタート

当社は金属皮膜技術を広義にとらえ、「めっき」に限定せず最新のプログラマブル・ロジックコントロール (PLC)搭載のHVOF(High Velocity Oxygen Fuel)溶射設備を導入しました。また、導入した溶射装置は デジタルデータバスにより加工時の条件をすべて記憶し、品質管理に充分な力を発揮してくれます。

HVOF溶射とは金属、合金などの材料を可燃性混合ガスの熱源を利用し溶解させ、マッハ2〜3の超高速 で吹きつけ金属皮膜を形成させるドライコーティング技術です。溶解金属が高速で噴射・加速されるため 従来のプラズマ溶射に比べ非常に緻密で密着性に優れた皮膜が短時間で形成されます。 また、粉末状の金属材料をかえるだけで亜鉛のような柔らかい金属や、コバルト、タングステン・ カーバイトのような硬い金属の皮膜を作ることが可能となります。 現在では航空機産業、宇宙ロッケット、自動車をはじめ産業機器の部品に幅広く採用されています。

当社はめっき加工に加え、HVOF溶射の導入により金属析出加工のバリエーションを大幅にひろげました。また、従来からの精密研削機械加工を付加することで総合的な表面処理技術のサービスをご提供 することがすることが可能となりました。

使 用 例 金属粉末(パウダー)の種類及び使用目的(例)
金属粉末(パウダー) 使用目的
ランディングギヤ(航空宇宙機) ニッケル・クロムAly 防錆、耐磨耗、肉盛、耐熱
タービンエンジン(航空宇宙機) タングステンカーバイト・コバルト 防錆、耐磨耗、肉盛、耐熱
タービンブレード(航空機、発電所) ニッケル・アルミAly 防錆、肉盛、耐熱
アルミエンジン・シリンダー(自動車) インコネル 防錆、耐熱
油圧ピストンロッド(輸送・重機など) コバルト・クロムAly 防錆、耐磨耗、耐熱
ピストンリング(自動車など) 防錆、肉盛
圧延ロール(製紙、製鉄) CoNiCrAly 防錆、肉盛、耐熱
シリンダー、ロール(印刷機) SUS316L 防錆、耐磨耗、肉盛

 

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